三匹目の土壌をねらった柿柳です、こんばんは。
人生わからないことだらけである。ブログを見ていると、特定のブラウザから特定のサイトに飛ぶと、必ず文字化けすることがあった。具体的にはクリタさんのサイトと、雪見さんのサイトである。必ずだ。そのたびに、テキストエンコードをShift JISに変えて、読めるようにしていた。
しかしはたと思いついて、検索してみる。するとこんな解決法があった。
http://macfan.jp/guide/2010/10/14/safari_5_1.html
Safariでいつも文字化けだったので、この記事通り、ユティリティ > ターミナル というソフトを開いてみて、そこからコマンドを書いてあるとおりに入力すると、なんと自動的に文字化けが直っているのであった。こんなに簡単だったのか。しかしこのターミナルというソフトは使ったこともなかったぞ。コマンドを打つなんて、久しぶりだぞ。
さてもう1つ質問がある。テキスト飴のはてなアンテナである。ここは機械登録なのであり、何かがしかが更新されると、自動的に補足されてしまうようだ。本文もかなり露出する。しかしそれにもかかわらず、本文をいっさい表示しないサイト、少ししかないサイトがある。
これはどうしたことか。本文の最初の一行だけ表示を許すにはどうしたら良いのか。
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テキスト餡はテキスト飴だと思っていた柿柳です、こんばんは。
どちらも あ で始まる。おあとがよろしいようで。
さて、予告していたテキスト庵解散の顛末だが、まず、他人の感想を収集することから始めよう。まずわたくし自身がよくわかっていないので(といって部外者のフリをするわけだが)、予習をしないとね、ということである。
ただしその前に断っておくと、テキストは99%は不快を与えるものであり、わずか1%の悦楽がそれに見合うか、という疑問を呈しておこう。つまり、これから書いたり収集したりすることは、忘却の彼方にという人間の習性を覆す不快な行為であり、多くの人を傷つけるものであると。
そうなりたくない者は、ここで引き返してもらう方が得策であろう。
ここから先は自己責任である。
この問題のリンク集はここにあるので、便利であろう。これ以外にあるだろうか。
The Text Rises
わたくしのテキスト庵に対する二重のスタンスは、既に表明してある。それを振り返っておこう。
小説:テキスト庵オフライン・ミーティングの惨劇 (第9回連載)
再録しておこう。
柿柳1「だから、ブログを始めたわけなんだ。特にテキスト庵では温かい家族的な雰囲気があったし。ネットで起こりがちな罵倒とか無意味な論争もなかったし」
柿柳2「いや、あなたは完全な思い違いをしているね。ブログを書くことで、ツイッターでつぶやくことで、何か世界とつながっているなんて、大いなる幻想だよ」
柿柳1「そ、そんな。わたくしはテキスト庵のほんわかとした、のほほんとした、アナログ的な、幻想的共同体実在としての自己同一性(このへんが大学教授だねぇ)が好きなんだ。こんな寂しいボクも誰かとつながっていたいんだよ」
柿柳2「何人にも浸されざる聖なる領域。ブログは誰もが持っている心の壁だってことを。いかにコメント機能を付けようが、トラックバックを張ろうが、いかにツイートしようが、それは幻想にすぎない。人はしょせん、一人っきり。パソコンやケータイの前で寂しく虚しく文字を打つ、寂然の世界、諸行無常の理だよ。」
柿柳1「うそだうそだ、そんなの嘘だよ。他のすべての空間がそうでも、テキスト庵だけは違うよ」
柿柳2「テキスト庵か・・・。この文字をひっくり返してごらん。Text Annの逆、すなわちAT、Absolute Territorial Fieldのことだよ。テキスト庵こそ、個別バラバラの主体がバラバラに寂しく集計されている存在なのさ。そのブログどおしは、実は絶対的境界領域によって交わることはないのだよ」
柿柳1「そんなのわからないよ」
といった感想を2010年4月には述べておいた。解散の15ヶ月前である。そしてこれはテキスト庵10周年記念が2009年12月に開かれたのを記念して、連載された小説であった。何人かが指摘するように、この10周年の前後こそ、テキスト庵の大きな転機となったのである。
例えばこのような証言がある。
「テキスト庵が解散したとのこと。いくつかトラブルがあったようだ。詳しいことはわからないけれど、おそらくそれらの遠因は10周年記念のオフ会だったのかなとわたしは想像している。あれ以降、メンバー間の距離が縮まって、テキスト庵全体の雰囲気が変わっていった。わたしが去年末からテキスト庵を離れたのもその雰囲気になじめなかったからだ。でもすべてのものは変わっていくし、変化こそ生きている証拠なんだと思う。だから解散を残念だとは思わない。
Piccolo時代を含めるとわたしもテキスト庵には長いこと(6年ぐらい? もっと?)お世話になった。11年間つづけてきた運営者の【な】さん、本当にお疲れさまでした。大勢のためにひとつの場を運営するのは楽しいけれどどれだけ大変なことか、わたしにも想像できる。ありがとうございました。」(雪見 2011.7.10)
14番目のサンダル
この証言を聞き、わたくしはショックを受けた。雪見さんがテキスト庵で更新しなくなったことは気付いていたが、それはテキスト自体を更新していないと思っていたし、よもやテキスト庵の雰囲気が悪化したと感知したからテキスト庵報告を止めたとは想像できなかったのである。
つまり、わたくしには、10周年の前だろうが後だろうが、まったく雰囲気の変化は感じられなかった。いつもと同じように、いい加減な、アナクロな、のほほんとした雰囲気であった。
しかしこれは雪見さんだけでなく、多くの人が感知していたことらしい。その証拠に、この閉鎖騒動で、なぜ常連が沈黙しているのか、というつぶやきが多く聞かれたことである。
その中で、りなこさんは自分のスタイルを貫きながら、沈黙の理由を与えている。(ところで何で、続・なのだろう。)
続・鹿田内りなこさんのぺえじ
とこりさんも10周年オフ会には出席したようなのだが、その後、ぱったりと更新が止まっていたが、どうやらつぶやきに移行したらしい。
@tokori105
さて、ここで問題が生じる。いったいテキスト庵において、常連とは誰だったのか。わたくしの仮説は、常連の主観的存在と、客観的存在に乖離が生じていたのではないか、という点。あはは、むずかしく言っちゃったね。つまり、オレは常連じゃないよ、と思っている人でも、実は多くの人が常連だと名指ししていたこと。
常連じゃないと思っていたから、特にテキスト庵閉鎖に対しても、発言する義務は少なくともない。権利や興味はあるかもしれないけど、というところだろう。なぜこのような乖離が生じたのだろうか。
あるいは、ずばり、わたくしは常連なのか?
多くの人の認知するところ、わたくしは常連であろう。しかし主観的には、ふ~ん、ということだ。そこまでコミットしなきゃいけないの、というスタンスは、上記の柿柳2から明らかであろう。しかしわたくしとて、柿柳1を抱えているので、ゆえに、このような事後的言い訳を重ねているわけである。
さて、常連の条件をいくつか挙げてみよう。
(1)かなりの頻度で更新報告する人。
(2)井戸端会議によく書き込む人。
(3)10周年オフ会に参加した人。
わたくしはかつて、かなり(1)であったが、最近は諦めた。このテキスト庵オフライン・ミーティングの惨劇を書き上げたら、もう永久に止めようかと思っている。(2)については、その反動もあって、本体の更新もせずに、ただそこに書き込むことで生存報告していたつもりであった。それが常連と見なされるとは、不覚である。(3)に関しては、わたくしは小説なのか、現実なのか、という体裁をとっているかぎり、わたくしがオフ会に参加したかどうかは、オフ会に参加した人しか知らないのだ。
「おひとりだけ、ずっと紙袋を被ったまま参加されている方がいた。どうやって飲み食いしていたんだろう。」
エキスパート・モード
さて、実は(1)(2)(3)をすべて備えている人はほとんどいないのだ。(1)はかなりいるであろう。誰かが数えたらしいが、50人以上か。(2)は5人ほどと認識しておる(その中にわたくしもいる)。(3)は大阪が10名、東京が10名か。重なっているのは数名のみ。ただしこのオフ会に参加した人でも、あまり更新していない人も多く、たまたま参加したということもあった。それゆえ、オフ会に参加した人でも、最後までテキスト庵解散についての見解を出さない人も少なからずいた(そうした事実を指摘しただけで、それが良いとも悪いとも言っていない)。
繰り返そう。ある程度は(例えば1週間に1度以上は)頻繁に更新する50名やあるいは80名という(1)の範疇は、(2)または(3)を常連と認知しているのだが、(2)や(3)の多くは(あるいは半数は)、そう思っていないという構造なのである。
これこそテキスト庵の特徴であった。この両者に横たわる焦燥感や無意識が、テキスト庵を最終的に閉鎖に追い込んだのである。
というわけはない。テキスト庵を閉鎖したのは、運営者の判断のみである。
と断言して良いのだろうか。
つづく。(まだ続くのか)
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国立競技場に凱旋していた柿柳です、こんばんは。
いや雷雨がひどかったねえ。この中をスタジアムで観戦。ま、今までにない閣僚4人を従えた凱旋試合。天覧試合ではないのが残念だけど。なに、天覧試合を知らないと? それはそれは。
さて、この試合、なかなか見所も多かったね。なでしこジャパン対なでしこ選抜。もしこの世界一のチームを破ってしまったら、なでしこ選抜はどうなっちゃうんだろうという興味があった。
前半は日本代表が圧倒。あちらもなかなか良いのだけれど、圧倒的な存在感を持つ面々が、次々とゴールに襲いかかる。中でも先制点はすばらしい。いくつかのダイレクトパスでつないで、最後は宮間。ここからDFがぎりぎりとれなくなるのなカーブをかけたパスがきっちりと入り、近賀の先制点を生む。これはすばらしい。
その次の点もすごい。W杯ではやや控えであったFW2人が相手DFを切り裂き、最後に川澄にずばりのパス。これを待ち構えていた高度なダイレクトシュート。これだけで十分に堪能だ。3点目はずばりのFKであるが、これは相手GKのミスであろう。
しかしここで終わらない。なでしこ選抜が後半から反撃。新しく入ったFW2人が持ち味を出して、レギュラーDFが交代したこともあり、チャンスを作る。2人とも若く、この代表には入っていないが、可能性を感じさせる。世界一になった控え要員よりも、代表に選ばれなかった何人かが良い運動を見せた。これはリーグの高さを示す物であり、喜ばしい。
非常におもしろい試合であった。代表でも控えが出てくるとうまくいかないというのは、男子でもよくあること。レギュラーが図抜けているほど、顕著になる。通常は1人が抜けるので、それほど致命的な後退にならないのだ。ただ親善試合では何人もごっそり抜けるから、戦力ダウンが目立つことになる。
アジア予選はきつい。それでもやってくれるだろう。可能性を非常に感じさせる親善試合であった。なでしこリーグの可能性を見せてもらった。
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眠れぬ夏の夜の…とつぶやいた柿柳です、こんばんは。
この後に、「殺人」と連想した人は、立派な岡嶋二人のファンである。なに、この人の名前を知らない? なんと幸福な人生だろう。既に解散してしまったこのコンビ推理作家の全作品をこれから読む楽しみがある。『焦茶色のパステル』『クラインの壺』など主に21作。中でも最高傑作は『99%の誘拐』『そして扉は閉ざされた』であろう。
今回は『こち亀the Movie 勝ちどき橋を封鎖せよ』を見てきた。全然見る予定ではなかったが、適当な作品がなく、検索したところ、深田恭子が出ているというので見た。そうなのである、柿柳フリークならば知っているように、わたくしは深キョンのファンなのである。
見て正解であった。何よりも単純に楽しい。香取君の両さんはよく合っている。他のキャストも漫画でよく出てくるシーンを起こせた。下町、人情、というステレオタイプではあるが、複雑な世の中、よりシンプルな方が良い。
深キョンは少し痩せたようで、わたくしとしては『ヤッターマン』の時のようなふくよかでセクシーな方が良い。女優というのは大根役者で十分であり、ただ存在感だけあれば良い。
勝ちどき、という表記は止めて欲しいな。勝鬨であろう。今回はこの橋がいったいどうなるかという話。橋が封鎖できない話は、当然のことに『おどる捜査線』のパロディだと思っていたら、どうやらこちらの映画はフジテレビではなく、TBSらしい。これもおもしろい。
子供時代、下町、約束。そんな三題噺だ。見て損はない。
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今日も元気で夏ばての柿柳です、こんばんは。
いやあ、テキスト飴のあめって字の旧字が出ないで困るよね。江草さん、どうも登録ありがとう。ま、別に登録せよと主張したのではなく、一番最初に自動的に登録されたような気もしていたのに、いつのまにか消えたような気もしたので、疑問を呈しただけですよ。この辺がひねくれている気質が全開だけどね。
はてなアンテナという仕組みが全然わかっていないのだが、あまり良いシステムではないようだね。自分の意思とは関係なく、自動的に拾われるものであり、しかも本文全体がかなりの部分まで自動的にさらされてしまう。この辺が前のテキスト庵の自分で一行更新報告する体制と、まったく違っている点であろう。ま、だからなんなのさ、ということだけど。
それはそれとして、『復讐捜査線』を見てきた。今回も特にこだわらず、時間が合ったものに行っただけ。たいして期待もしていなかった。ただメル・ギブソンを久しぶりに見るなという気持ちだけ。刑事の役というから、またまたはちゃめちゃな最終兵器になるかと思っていたら、さすがにもう年なので、もっと落ち着いた役柄になっていた。
ただ映像がかなり衝撃的なので、心臓に悪い、陰謀の種類もまあいいような気もしたが、もう1つか。単に男親と娘の追憶の記憶ということろだろうか。娘がいる人にはよくわかる気持ちかも知れない。
まあそれでも、そこまでおもしろくなかったな。800円ぐらいだろうか。
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