背徳の柿柳です、こんばんは。
世の中、正論が多くてうんざりするねえ。そんなにあんた、正論だけの世界で生きてるのかい。うんざりして反論する気にもなれない。
世の中に、正論ほどうるさきものはなし、お茶を入れても夜も眠れず。
意味もなく、また万葉の歌を引用してみる。
黄葉の過ぎにし子等とたづさはり遊びし磯をみれば悲しも (巻9 1798)
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あーあ、鳥の次は豚ですか、豚丼やめてよかったね数寄屋さん、の柿柳です、こんばんは。
Mission Impossible IIの話を思い出したねえ。製薬会社の社長が、その製品を爆発的に売るため、ウイルス兵器を奪い取って拡散させる。社会がパニックになったとたん、開発しておいたワクチンを既に大量生産しておいて、それを売って大もうけ、株価も上がってうはうは、という筋を基調とする話であった。
今回もどうなってるのかねえ。WHOって誰よ、というWHOさんが、段階4を発表していたわけだが、それを発表する前に誰が知っていたのかねえ。政府関係者には伝わってるだろうねえ。そこで愛人使ってこっそり株を売買するわけですよ。一瞬で儲かっちゃうわけですよ。
まさに人の死は商売。この両者はfatalであって、逃れられない運命である。短く生きるか、長く生きるか、たいして違いはないんじゃないの。どちらも苦痛だし。
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酔って全裸で放吟して徘徊した柿柳です、こんばんは。
いやだなあ、自宅でですよ。しかも風呂場でですよ。風呂場で歌うと音がのるじゃないですか。
世間はGWの話でもちきりだが、実は大学業界ではここ数年、異変がおこっている。もともとできもしない回数を授業時間として算定してあるのだが、その実現性のない時間を変えるのではなく、本当に授業日数を多く確保しようということになっている。しかも月曜から金曜まで、すべて統一的な時間ということである。
その結果、祝日があおりを食っている。祝日を休むと、その曜日だけ1回減ってしまうのである。それゆえ、その祝日を授業日にするとしたり、土曜日にその祝日分をやってしまうという選択にしたりする。困ったものである。
というわけで、本学では4/29水だけでなく5/4月も授業日である。そのため連続した休みというのはまったくなくなる。大変な時代になったものである。
だからさ、単位の時間数を実質に合わせればいいじゃないか。
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東野圭吾『パラドックス13』毎日新聞社 2009.4 読了。
人気作家、東野の最新作である。『サンデー毎日』に毎週連載。終わったら間髪入れずに即出版。最近はこのパターンしかない。人気作家である。ずっと前のように、書き下ろし、しかし売れない、ということはない。
それでも一定の質が保たれるから、さすがにプロである。アマならば、最高傑作が1つだけ書ければよい。あるいは書きたい作品を勝手に書けばよい。あとはどうとでもなれ。新本格派ミステリ畑の人々は、どうしてもアイデアが尽きるのか、なかなか書けない人がほとんどである。本格と名乗れる人で、それなりのペースを守っている人は、有栖川有栖ぐらいしかいないのではないだろうか。
さて東野である。完全にメジャーになったので、テレビドラマとか映画とか、もう大変な勢いである。ずっと昔から、そのデビュー作から見守っている立場としては、そこはかとない寂寥を感じる。あまりも感動の安売りだなあ、という気持ち。
この作品はおもしろくなかった。13秒で世界が消滅するというSF的な設定なわけだが、基本的にはサバイバルゲームとなっているのか、昔であればタワーインフェルノとかポセイドンアドベンチャーとか、あるいはそれからヒントを得た宇宙戦艦ヤマトであるとか、その滅亡話に通じる。
しかしどうもおもしろくない。なぜかよくわからない。リーダーの管理官があまりに優秀であるのか、ごく少ない登場人物が類型化されているわりには、あまり感情移入ができないためか、女子高生と刑事という組み合わせもよくわからないためか、やくざが出てくるのはなぜか、とか。あまりよくわからない。とりあえず前作のガリレオシリーズがかなりレベルが高かったので、その反動であろう。
願わくは、週間の連載をやめて、じっくり書き下ろしを書いて欲しい。しかしそれが許されないのが、この資本主義という社会の本質であろう。
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あしひきの 山のしづくに 妹待つと 我れ立ち濡れぬ 山のしづくに (大津皇子)
愛するあなたを待っていたけど、霧の中で濡れてしまっても、あなたは来なかったよ。なんて薄情な女だ。
という解釈なのだろうか。と訝しがった柿柳です、こんばんは。
タクシーに乗る。最近、メタボであるから、タクシーに率先して乗っている。む、順接か。
何回か行ったことのある場所である。だいたいの料金はわかっている。しかし今回のタクシーはわざわざ、「***通りにしますか」と訊いてきた。その通りの名前は知らないので、しかし近道なのだろうと、いいよと返事する。しかし今までとまったく違う通りに出て、明らかに遠回りをし始めた。続いて「**号線で行きますか」とも訊かれるが、この名前も知らない。「近道ならば何でもいい」と答えておく。
さてさて明らかに遠回りになっているが、そこからリカバーする道も多くある。しかしその思惑を越えて、はるかに遠回りの道を通っている。ここで激怒してもいいのだが、いったいどのくらい遠回りして、どんな言い訳をするのだろうと俄然興味が出てきた。というわけで、そのまま無言。
とするとようやく知っている道に出た。あははは、ここまで遠くに回るのか。ある目的地があったとして、それをぐるっと囲んでまた戻ってくるような通路である。一方通行などどこにもない。最初に選択した道がまず誤っていたわけだが、そうだとしても、途中、どこからでももっと近道に出られた。最初から最後まででたらめである。
あまりにも痛快だったので、いつもの料金より少し多めのところで、止めろ、と行ってすぐ降りた。別に何も文句は言わない。ま、メタボなので歩く練習になったな、という程度の話である。というわけで、メタボにはタクシーがよく効く。
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あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る (額田王)
紫の のほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋いひめやも (大海人皇子)
なんとなく万葉集を引用することにした柿柳です、こんばんは。
その中でももっとも好きな歌がここにある。人の恋とは戦争も兄弟も人倫もすべて突き抜ける、という奔放さが好ましい。人の心は1000年以上たってもさほど変わらない。
ところで、いきなり世俗であるが、本日、自転車とぶつかりそうになった。相手は必死に携帯電話の画面を見ていて、前を見ていなかった。そこで君たちに問いただしたい。そんなに画面にはおもしろいものがあるのか。自転車乗っているあいだも、歩いているあいだも、電車で座っているあいだも、授業中のあいだも、そこもかしこも、そんなにおもしろいことが画面に写っているのか。なぜ君たちはそこまで携帯ばかり見ているのか、その理由を合理的に教えてもらいたい。
とある外国人と電車に乗って立っていたとき、前のシートに座っている全員が携帯をくちゃくちゃといじって、画面に見入っていた。そこでわたくしはその外国人に言った。「ははは、どうだ、これが日本の文化だ。まいっただろう。」 確かに外国人はびっくりしていた。「日本では、電車に乗ったら、携帯をいじるか、新聞雑誌漫画を読むか、寝るか、どれかをしなくてはいけないのだ。」と教えてあげた。これでまた正しい国際交流ができてうれしい。
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昨日書き込めなかったのは、やはりブログ本体の不具合であった。せっかく書いた記事をアップしようとした最後の段階で、どうにもフリーズしてしまったのである。前の画面も表示できないので、保存されていたはずの記事さえも表示できなくなっていた。結局、すべてご破算である。ブログのリスクというものだろう。
ま、どうせたいした記事は書いていないので、何も惜しくないが。単に徒労だったな、と嘆息するだけである。
二階堂黎人『新・本格推理』光文社文庫、2009.3 読了。
いつもはアマの投稿アンソロジーとなっているが、今回はOBのプロが寄稿したもの。その中でただ1編だけがアマからのもの。このように並べられると、プロの間にある実力の差がはっきりと出てしまう。みんなかなりがんばっているが、やはり文体というか社風というか、損をしたり得をしたりしている。
やはり石持浅海の作品が秀逸。公開死刑の実施という今日的な皮肉な状況を描きながら、中身は徹底的に論理ゲームとして構成されている。死刑囚を奪還するプロ集団、阻止するプロ、その行き詰まる攻防が、しかしまったくハードボイルドの風味は捨てて、あくまで新本格ミステリ風に展開するのである。なぜこのようなねじれた設定になるのか。
三津田信三のはちょっと急ぎすぎたか。光原百合の作品はなかなか味がある。唯一のアマの作品は、こうしたロジカル問題とは気づかずにいた。途中からわかっていれば、それなりに場合分けしたのだが、そんな気にもなれなかった。
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書いた記事が更新できなくて、すべて消えてしまった。
というわけで、今日はおしまい。
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『ザ・バンク:墜ちた巨像』を見てきた柿柳です、こんばんは。
http://www.sonypictures.jp/movies/theinternational/
原題はinternationalだってさ。ま、悪徳の巨大銀行といういまふうの論題になっているようだけど、いかんせん、おもしろくない。R-15でもおもしろくない。久しぶりにはずしたなあ。映画を見る時間も惜しいので、かなり厳選して見にいくようにしているので、さほどはずれはないのにねえ。
主人公の俳優は知らない人。ま、俺はあまり俳優には興味がないので。おんなの方はNaomiという名前らしいけど、これはネイオウミイとでも読むんじゃないのかあ。
ま、最初の方でおもしろい台詞があったので、採録しておこうか。「紛争によって銀行が得るのは、権力ではない。紛争によって発生する負債を支配するのが銀行なのである。」
というわけで、巨大銀行は国際紛争に自ら飛び込むのであった。という話。それを銭形ひきいるインターポールがおっかける、という話。とっつぁん、そりゃないぜ。インターポールは逮捕権限がないそうだ。そうなのか、銭形。
しかし負債に対して銀行が優位にあるのは、実は限られた部分だ。そりゃ、一般庶民が借金を負えば、卑屈になる。しかしその負債が巨大になればなるほど、実は貸す方よりも借りる方が偉くなってしまうのだ。返さないで困るのは銀行なのだ。だから棒引きになるわけよ。この辺が、この映画にはわかってないねえ。
ま、400円ほどの価値かな。
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松本寛大『玻璃の家House of Glass』講談社 2009.3 読了。
第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞・受賞作。というわけで買ってみた。ふつう新人賞だとしても買わないのだが、今回は島田荘司1人が選出した作品というわけで、期待をこめて買ったわけだ。選評から見てみるが、「もう充分に傑作の領域にある」という言葉を信じていたのだ。
ただあまりおもしろくなかった。目撃者の認知科学というテーマがあるわけだが、やはり全員外国人の名前ということで、多く出てくる登場人物の区別があまりよくつかない、という根源的な問題がある。それに巨大な謎があるわけではないので、容疑者も謎も狭いのではないかということ。また入れ替わりトリックなのだろうが、なぜそれが可能なのかよくわからなかったりする。
というわけで1700円+税を払うのは少し無理かなという気がする。文庫になったら読んでもいいかな。人の顔が認知できない症状の子供が唯一の目撃者、という設定は良いと思う。
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ようやくパソコンがつながった柿柳です、こんばんは。
いやまいったわ。プロバイダの接続なんて、あまりにも自動化しているので、IDもパスワードもすべて紛失していた。何も設定をいじっていなかったのに、なぜかパスワード欄が空白になっており、何度推測してもつながらない。しかたなく、パスワード変更をしようと思ったが、そこからがこのプロバイダのすごいところ。
仮に某巨大企業のプロバイダとしておこうか。ここのIDシステムは複雑怪奇。パスワードだけで3種類もある。しかもIDが数字で割り振ったものなのか、それとも後で自分で変えたものなのか、どちらかもはっきりしない。まずはログインパスワードがわからないので、いくつかうろ覚えで自分の情報を入力。もちろん、前の住所とか、別の電話番号とか、いくつかの可能性があるので、そのたびにはじかれる。
こりゃだめだと、いったんは諦めて、有料の再発行をするために、オペレーター電話につなげる。そこでまた本人確認となったのだが、実はそこで届け出た電話が携帯番号であることを示唆された。あ、そっかともう1度ネットでやってみますと、トライ。結局はこれが裏目に。
ここで本人確認ができたわけだが、その新しいパスワードはそのプロバイダが供給している無料メールの方に流されたのである。そっちはおれ、普段使っていないわけで、登録したかどうかも不明。しかしそちらに送ったとあるわけだから、実在しているはず。ここでID番号かアカウント名か、まったくわからなかくなってしまい、ようやくアカウント名の下にプロバイダ名を付けることで、そのメールアドレスがどうやら確定した。
しかし今度はメールパスワードがわからない。それを再発行することもできるのだが、再び、ログインパスワードがわからないと、すべて元の木阿弥で本人確認が不能と来ている。何とか別の手段で新しいパスワードが送られたかどうか、そのウェブメールで確かめることに。しかしここで思わぬ障害が。
なんと対応しているブラウザがあまりにも狭いのである。据え付けとノートが違うOSの版なので、それぞれ試すが、なんとどちらにも対応していない。もちろんブラウザも5種類ぐらい試した。どれもまったくだめ。信じられない。何のためのウェブメールなのか。最新型OSにすら対応せず、一世代前のOSの、しかもIEとかしか対応してない。信じられないが、外部のWinマシンに最後は頼って、何とかログイン。しかしどうも新しいアカウントを作っただけのようだったようで、そこにはログインパスワードは届いていなかった。ここでその日は諦める。
次の日は別のやり方で。今度は電話音声自動登録というのがあったので、試す。しかし登録された電話からしかかけられないというまたまた信じられないやり方。こんなことで安全を高めているのだろうけど、こんな不便とは。改めて登録された電話からようやくかける。自動音声。
しかし番号を押すタイミングがわからない。すべての音声が終わってからのような気もするが、そのつど、もう1度やりなおせと。最後の最後までようやくきたのだが、それをすべて帳消しにするように、認識しません、という音で切れる。また最初から。ようやくタイミングがつかめてきた。それはガイド音声が鳴っている間に、速やかに押さなくてはいけなかったのだ。そんな指示はまったくなかった。普通はブザーが鳴ってからとか、鳴る間にとか、何か言うべきだ。ようやく最後の最後で、ログインパスワードを入手。
そしてここに接続できるようになった。きちんとしまっておいて、設定にも鍵をかけておく。こんなに複雑な設定にしてどうするのか。あまりにもひどい。こちらはパソコンの素人だが、自分でネット接続ぐらいはできるレベル。年長者をはじめ、それ以下の技能の人はわんさかいる。あまりにもお粗末なリカバリー法である。そして、この某大手プロバイダとは、即刻契約解除することにする。
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なぜかパソコンがネットにつながらなくなった柿柳です、こんばんは。
どうもパスワードが失効したらしい。そして様々な情報が消えてしまったので、プロバイダへ再設定することもできなくなってしまった。仕方なく今日はマンガ喫茶から書いてます。そこまでするか、オレ。単にブログを書くためだけにマンガ喫茶に出陣するオレ、なんかほれぼれするなあ。
というわけで、特に書くことはない。授業がとっくに始まっているので、そんな暇もない。
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社会保険事務所に出陣した柿柳です、こんばんは。
おれも立派な非国民の1人だから、年金記録どうなってるかな、と心配している1人なわけよ。そこで過日、年金宅急便が届いたわけよ。え、名前が違うって。まあまあ、この宅急便によると、おれの年金が足りないわけよ。払った期間があるのに、みごとに無視されていたわけよ。
そこでおれは激怒したわけよ。こちとら非国民ながら、着々と保険料払ってきたわけだぜ、それを記録なしとは何事ぞ、とな。もちろん証拠をほいさっさとようやく入手して、ようやくのこと反論手紙を出していたわけよ。
それが最近、またまた年金赤色封筒がきたわけよ。え、名前が違って。まあまあ、この赤色封筒によると、こちらが申し立てた記録を確認したから、それが合っているかどうか、さらに確認せよ、という国家命令なわけよ。
それはそれでいいわけよ。合ってたわけよ、その期間だけは。しかし困ったのは、その他の期間が記載されていなかったわけよ。すると今度は今までの期間が抹消されて、申し立てたごくわずかな期間だけが記録されちゃったのかな、と心配したわけよ。封筒見ても、これは訂正されたものだけです、とか、残りは関係ありませんとか、書いてないわけよ。
そしておれはまたまた激怒したわけよ。さっそく登録された電話をかけたけど、つながるわけないわけよ。そこでおれは直接、社会保険事務所に乗り込むことにしたわけよ。あーしんど。ここまで説明するのに。
そして時計を見ながら出発進行。4人まち。それでも40分まちで済んだのはまだいいほうか。あっさりと今回は訂正のみで、と但し書きをなぞってくれたけど、その文章を読んでもあいまいにしか理解できないわけよ、念には念を入れたわけよ。年金記録が抹消されるかどうかだからね。もっとちゃんとし文章を書けよ。というわけで相談ごとは3分で終了。
ま、ハローワークもそうだけど、仕事が多そうなところに、一律に公務員削減の輪が。きみたち、公務員削減を支持しているわけでしょ、だからこんなことになるわけよ。自業自得だね。
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一番搾りを飲んだ柿柳です、こんばんは。
何しろ麦芽100%に変更したキリン「一番絞り」ビールである。それまではビール各社は定番ラガービールしか持っていなかったが、この一番絞りでもって、セカンドブランドを確立するという各社ビール会社の戦略が切っておとされた著名な銘柄なのである。
その先駆けであったが、その後、エビスの独走、そして最近ではプレミアムモルツの大ヒットによって、相対的地位が相当低下していたのであった。そこでキリンのとった戦略は、価格を据え置いたうえで、プレミアムビールを投入するということであった。すなわち、一番絞りの麦芽混入率を上げて、最上質と変わらないようにしておきながら、値段を普通のラガーと同じにしたのであった。
というわけでさっそく飲む。さすがに麦芽100%である。これはいい。が、さすがにエビスほどではない。では今までは100%ではなかったのか、と勘ぐりたくなる。
とりあえず、ビール通の人は飲むべきであろう。もちろん生の方がうまいが。
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思わずこけた柿柳です、こんばんは。
このところ足が弱っているのか、よくこけるようになった。今日など、電車に乗っていて出発したとたん、大幅にぐらついてしまった。隣の人の鞄につまづいたのも一因だが、みんながそれほどぐらついていないのに、この体たらくである。昭和も遠くなったものよのう。
特に記述することもなく。
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実は国士の柿柳です、こんばんは。
ロンドンで金融サミットがあったらしいが、三景らしい記事があったので貼っておく。
「金融サミットが開かれているロンドンの「エクセル・ロンドン」。国際プレスセンターの巨大な空間に掲げられた3つの時計は「(ニューヨーク、ワシントンのある)米東部」「ロンドン」「北京」の時刻を示しており、日本の「存在感低下」を象徴するものとして各国メディアの間で話題になっている。
こうした会議ではこれまで、世界の3大金融センターとしてアジアでは北京ではなく、東京の時刻になっているのが通例。このため「最初見たときに違和感があった。なぜ日本ではないのかと」(インドネシア人記者)、「中国の地位が高まっているからだろう」(オーストラリア人記者)といった声が聞かれた。」
ふふふ、ようやく気づいたか日本三景くん。日本の地位は、特にイギリス人が見るところの地位は確実に、徐々に、急激に急落しているのだよ。証拠を挙げよう。
(1)BBCにおけるアジア放送。どこが拠点になっているか、知っとるか、あんた。東京はとっくの前に見限られて、今はシンガポールから放送しとるよ。何しろ東京は家賃が高くて、国際感覚があるやつもいなくて、自分たちの商取引を隠蔽して押しつけるだけだからな。試しにBBC World Newsを見てみなさい。
(2)長年親しまれてきたUK NOWがこの3月で閉鎖された。イギリス情報を上質に発信してしていたのにね。残念だね。
http://www.uknow.or.jp/
(3)イギリスのビザ申請について、今までは当然、日本で行っていたわけだが、その業務が日本から撤退し、マニラで行うことになった。この1月からである。もちろんイギリス本国の偉い係官が、東京や大阪から引き上げ、マニラに集結した、ということだよ。人員削減ということだけど、なぜマニラを引き上げて東京に集中しなかったか、という疑問に答えることで、この問題の根深さがわかるというもの。
http://www.vfs-uk-jp.com/japan/index.aspx
というわけでさ、日本の地位なんかとっくの昔に凋落しているわけで。いくら金を払っても、何も面と向かって言わないもんだから、誰も相手にしてくれないわけ。いくらネットで「主張」しても、そんな戯れ言は誰も聞いてないわけ、せめて英語その他で発信すれば別だけど。
というわけで、日本が唯一発信できるのは、アニメとかファッションとか、その分野だけ。それ以外の、学術、政治は特に駄目。ホントは俺たちがんばらないとね、ということで、自分の分野をまずは底上げしないとね。
というようなことを書くと、偏狭なナショナリストばかりで困るよ。ま、とりあえず、あんた、外国人の誰かと、何分か、話したことでもあるわけ、あるいは会ったことがあるわけ。本当の国士になるには、まずは徹底的に国外と出会い、国内を再発見し、という完全な相対化の果ての絶対的接近が必要というもの。
ま、国士は国士でも国士無双すきの国士であった。
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初野晴『1/2の騎士』講談社ノベルス 2008.10。
どこかで絶賛されていたようだから、買ってみる。確か本格ミステリとしても評価されていたのでは? 確かにミステリ風味は強かった。しかしそれの外側にある雰囲気にはまったくなじめない。こうしたものをファンタジー小説というのだろうか? まったくジャンルもわからないが、ネットでは多くの人が評価しているのを見て、ますます時代との乖離を自覚する。
なぜ男の作家がわざわざ女子高生の同性ラブロマンスだの、幽霊ばなしだの、青春の脆弱性だの、まったく草食的な物語ばかり書きたがるのだろうか。同性のみであるから、そこには男的な凛々しさを代行する女や、女々しい女やら(これは差別用語だな)、単なる子供やら背伸びしている子供やら、そしてまったく外部の本物の大人や男のみが描かれることになる。
残念ながらうんざりである。ま、単に好みに合わないというところだろう。
いくつかの謎が短編のように進行していく。それぞれはなかなかよくできた謎解きであり、不可能性犯罪を指向していた。その部分は評価できるだろう。1973年生まれ、工学部卒。そんなもんかねえ。
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なかなかメールが来ないので、気をもんでいる柿柳です、こんばんは。
現在、科研費で買いたいもの。
(1)高級椅子
やはり腰痛には高級椅子。定価10万円は越えないと駄目らしい。デスクワークが多いのだから、もっとも基本的な欲求のはず。しかあし、科研費では直接経費はおろか、間接経費でさえ、椅子は買えないのだ。なぜだ。つまらんパソコン買うよりは、よっぽど研究に資するぞ。研究環境を整えるのも、補助金の役割じゃないか?
(2)遮光カーテン
わたくしの部屋は西日がきつい。南日もきつい。遮光カーテンが必要である。そこで過日、研究担当課長に直訴したところ、ふざけるな、という目で見られて、フっという蔑みのため息をつかれた。なにおお、遮光カーテンこそ、もっともわたくしの研究が促進するというのに気づかぬのか、うつけ者よ。そちに飲ます茶はない!
(3)360度監視カメラ
わたくしが研究するときは、少しでも気が散る環境ではだめである。そこの誰だか知らない人! 俺の背後に立つな。ゴルゴ13ばりに言わしてもらうぞ。そこで研究室周辺には360度暗視つき監視カメラが必要であり、近づいてくる接近物をことごとくはねのけるアラームを付けておく必要がある。過日、申請書にそう書いたところ、研究担当課長が勝手に削除した。おいおい。
ま、人生ってホント楽しいですね。
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Good Moooooooooooooorning everyone!
ついに来ました。いま、わたくしははるか最果ての地に来ています。そう、この4月からついについに、在外研究の機会が与えられて、いまわたくしは遙か最果ての彼の地に来ているのです。この感動を、ミサイルが着弾しつつあるかの国の皆々様方に、一番先に届けたい気持ちでいっぱいです。
え、どこにいるかって。そりゃ、ここ数日のブログにヒントらしきものはいっぱいありますから、当ててちょーだい。みごと当てた人は、先着0.5名様に、みごとかの国に招待しちゃいます。え、旅費は自腹ですけど、招待するだけですけど。
というわけで、やたらテンション高くなってます。花粉症のない国へ、いやあ、人生ってホント楽しいですね。
では、時差が12時間ある国から、こんにちは。それじゃね、当分、更新しないから。
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