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2011/02/28 (Mon) カンニングの末路

海外から書き込みしている柿柳です、こんばんは。

さて降ってわいた京都大学カンニング騒動。これは大変だね。ここ海外でも緊急対策会議が開かれて、ああでもないこうでもないと、議論が白熱した。

どうも犯人は、とてつもなく抜けているか、とてつもなく頭脳犯か、いずれにせよ極点であろう、ということで認識が一致した。まだまだわからないことも多いが、いずれ判明するか、判明しないであろう。あ、これで全集合になるか。

いろいろな手段がありえるが、次のような手段であろう。もちろんネットの様々な意見を参考にしたので、独自な見解はない。

・試験会場に潜入した撮影犯人がいる。
・そのCCDカメラからの映像をキャッチした共犯が、ネット掲示板に投稿する。
・その結果は会場の撮影犯人にフィードバックしない。
・撮影犯人は各大学で受験するほど複数いる。
・ネット投稿する人物も複数いるが、同一のIDとパスワードを共有している。
・投稿の携帯電話は、ネットで拾ったID不明物である。

というところかな。

携帯電話の持ち込みにこだわる必要はなく、シャープペンにカメラが仕込んであるかもしれない。それを電波で飛ばして(その方法は不明)キャッチできるかが問題ではある。

いずれにせよ、複数の愉快犯ではないか。


さて、いずれにせよ残念な結果である。世の中で不公平や理不尽がはびこるのは常だが、大学の入学試験というのは人生において最も公平な瞬間の最後の場面だからだ。ここさえも不正が出てしまえば、世の中すべてに理不尽さが蔓延し、誰もが正当な努力をしなくなる可能性を持つ。

ゆえにこの事態の防衛には、すべての知恵を結集しなくてはいけないだろう。携帯電話で入力ということであれば、試験会場への持ち込みそのものを禁止することがありえるだろう。妨害電波を発信する手もあるが、電波法の制約を除かなくてはいけない。しかし極小なCCDカメラは見抜くのが難しい。それこそ、(スパイ大作戦のように)めがねに仕込んである可能性もあるのだ。

技術に対しては技術で対抗しなくてはならないだろう。ただ問題は、優れた頭脳と、通常の道徳や常識は、ほとんど何も関係がないことである。どちらの技術が勝るのか、それはわからない。

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2011/02/24 (Thu) 電車の中で懸想する

電車の中で化粧した柿柳です、こんばんは。

いやいや、すまん、懸想でしたな。哲学者となっていたのだよ。


突然、論争となった電車の中で化粧する女に激怒するオヤジ伝説。あんまり長い修辞句は嫌われるよ。


むかしむかし、化粧とは秘められた空間で行う秘め事であった。なまめかしいな。

それがいつの頃からか、電車で化粧、という流行になってきた。これは何らかの革命なのだろうか。恥知らず女子が増えたのだろうか。それを注意したオヤジは万死に値するのだろうか。


わたくしの論点は、あまり行動様式は変わっていない、というものである。いずれも、日本においては、決定的に、「世間がいかに考えるか、その制約が個人を縛りまくる」という肝がある。ただし時代によって変わるのは、世間の範囲そのものである。

そのむかし、世の中がどんぱちやっていたころ、世間は血縁だけでなく地縁も意味したので、限りなく広い範囲にあった。家族や親戚のみならず、向こう三軒両隣は言うまでもなく、会社の同僚も電車で乗り合わせた人も、すべて世間であった。それゆえ、電車の中も、会社の中も、近所も、家も、ほぼすべて同じ行動様式が求められたのである。

しかし今は世間が徹底的に縮小した。地縁・血縁の衰退である。それゆえ、電車の中は世間ではもうないのだ。誰も知らないバラバラな空間に過ぎないのだ。そこでどのような行動をしようが、他人には関係ないではないか。群衆が集う電車の空間も、1人しかいない自室の姿見の前と、全く変わらないのである。なぜなら世間として指さしてくる他人の目がどちらも存在しないからだ。

ただし現在とて、世間はある。それはごくわずかな数人のゆるい友人・知人関係である。生徒時代は、この関係が決定的であり、ここで無視されたり、悪口を言われると、昔の世間から指さされて村八分になったように(実は二分は残っているのだが)、万死に値するのだ。もう生きていけないのだ。女子会、小学生・中学生・高校生(最近は大学生もだ)、という限定された空間では、この世間の論理が先鋭化された形で生き残っているのである。


という懸想を終えて、電車を降りた柿柳であった。

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2011/02/23 (Wed) テキスト案のランキングを上げる

テキスト庵週間ランキング第13位の柿柳です、こんばんは。


いやあ、がんばりましたね、ボク。長い間欄外だったので、久しぶりの20位以内、いいですね。

そこで、ランキングを上げる方法をこっそりと教えてあげよう。特に、最近、テキスト庵に加入した新人君は必見である。

(1)まず、猫の写真を貼る。にゃー。
(2)次に、自炊メシの写真を貼る。にゃー。
(3)さらに、妻の日記を暴露する。にゃー。
(4)ついでに、大河ドラマに突っ込みを入れる。にゃー。
(5)また、過激な暴言を吐きまくる。にゃー。
(6)またまた、貪欲なビジネスパースンを演じる。にゃー。
(7)それでも、子供の成長記録を暴露する。にゃー。
(8)とにかく、幹事になる。にゃー。
(9)なかんずく、同僚を揶揄する。にゃー。

と、ここまでは想定の範囲。さらに奥の手を教えよう。

(A)おっと、1日3回更新する。
(B)おいおい、更新した「あたらしいテキスト」において、自分のサイトを徹底的にクリックしまくる。

あはは、よい子は真似をしてはいけないよ。

[この物語はフィクションである。実在の存在と偶然に似ていたとしても偶然である。]


最後に、地道に素直にわかりやすく、適度に書くことである。




ところで生涯総合ランキングは14位なんだけど、この欠番の13位って誰だろう。今まで抜かされていないと思っていたんだが、いつの間に14位に後退していた。

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2011/02/22 (Tue) ガッツン

週間13位、通算14位の柿凪です、こんばんは。

フフ、わたくしが本気を出せばこのぐらい、ちょろいもんですよ。ま、ただこれ以上、上にはいかないな。なにしろ強敵揃いだ。フフ府、再び、柿柳保管計画第2弾を始めるかな。。。



さてと、何の映画を見るかと迷っていて、『Gantz』を見ることにした。単に時間が合っただけである。

この話は少しだけ漫画で見たことがあった。物語とは関係なく、なぜかフロントページがセクシーすぎることが気になっていた話であった。だいたいの肝のアイデアはわかっているのだが、詳細は知らない。

という具合に、あまり先入観なく見てみた。この手のアイデアは動く映像の方が良いのではないかと思っていた。確かに良い。特に妙な星人が襲ってくる場面は良い。特に第2のラジカセ星人には笑った。ただし転送シーンは、もう少し驚かせて欲しかった。ちょっと作り物が見えるかな。

戦闘服であるところのコスプレシーンは、予想以上にはまっていた。そして主人公たちのイメージも壊れていない。特に挙乳であるところの女主人公1と、なぜか生き残るおっさん1、そしてライバル青年も。たえちゃんと呼ばれる女主人公2は、もう少しひ弱な方が良かったが、まあまあであろう。

星人と理不尽に戦う、という原作のアイデアにはあまりに感心した。これは世界のおたく界を席巻するすごみがある。これだけで十分だろう。

女主人公1はいきなり全裸で出現する。そのケツの丸みが非常によろしい。それだけで1000円ぐらいの価値がある。もてない男子、妄想全開の男子は必見であろう。

さて、この映画もエンドロールが始まってから、すぐに席を立ってはいけない。最後の最後で、驚愕の続きがあるのだ。それを見ないで帰ってしまうと、この映画を見たことにならない。

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2011/02/20 (Sun) ジーン・ワルツ

蠢動した柿柳です、こんばんは。

映画『ジーン・ワルツ』を見た。つい最近、原作も読んでいたので、ちょうど良い機会だということである。文庫化されるタイミングで、封切りも行われる。

菅野美穂の主演である。たいして好きな女優ではないのだが、今回はよく演じていたのではないか。原作ではもう少し複雑な医療問題が議論されていたと思ったが、映画ではむしろかなり限定された人間関係のみが描かれている。

原作者は『チーム・バチスタの栄光』で大ベストセラーサッカーになった。その後、次々と医療ミステリを書き上げ、いずれも大売れ。わたくしも何作も読んでいるが、とにかく軽快。時にはあまりに無理な修辞となっているが、それでも疾走する語感がちりばめられている。

原作者のメッセージは実は単純で、医療対司法という戦いだ。実際、医療が崩壊しつつある大きな原因に、司法による強制介入が挙げられる。奇しくも、先日、心臓移植手術の和田医師が死去したところだ。

原作では明らかな司法との対決も、映画ではむしろ4組の妊婦を集中的に描いている。代理母の問題は含んでいるが、むしろ社会問題ではなく個人問題になっている。それはそれでありうる描き方になるのだろう。

エンディングが小田和正だったので驚いた。滅多に楽曲は提供しないだろう。

原作では続編もあるようだ。さっそく読んでみるか。

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2011/02/19 (Sat) 予想では何位

焼き魚定食を頼んで、骨までバリバリ喰った柿柳です、こんばんは。

骨まで喰うとカリウムがあるんじゃないかと思ってね。カリウムじゃまずいか。カルカルシウムかな。いや、ストロンチウムかもしれない。

今日は特に書くこともない。この雑記帳は既に、本や映画の感想しかなくなっている。一時期中断していたが、その間に本の感想が貯まっていたので、たまたま毎日更新していたのである。1週間ずっと更新していると、テキスト庵何位になるだろう、という実験だったのである。予想では19位ぐらいではないか。

当たったら、なんかくれ。

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2011/02/18 (Fri) 巣鴨プリズン

今日も脳天気な柿柳です、こんばんは。

今日はいきなり雷も鳴って、春雷の春雪であった。大変だな。

柳広司『トーキョー・プリンズン』角川文庫、2009.1 読了。

改めて太平洋戦争が俎上にあがる。しかも外国人の目を通してという創作のもと、である。巷の東京裁判陰謀説とは一線を画し、あくまでニュージーランドから来た闖入の探偵の目を通じた日常の戦争犯罪を明らかにしつつある。もちろんそこには大きな探偵小説的謎がある。

巣鴨刑務所に収容されている頭脳明晰な囚人。しかし記憶喪失であり、捕虜虐待という自分の犯罪を認識できない。囚人の集まりという衆人環視のもと、あり得ない毒殺事件が発生する。それを囚人であるところの戦犯と、部外者のニュージーランド人探偵がタッグを組んで解こうという謎。

そこに主人公の親友とその許嫁である妹が登場する。時代はまさに昭和22年。

探偵小説という単なる娯楽作品にもかかわらず、多くのことを考えさせてくれる。非常に読みやすい文体である。

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2011/02/17 (Thu) 壁の道

ビール飲み放題に釣られて入ったところ、発泡酒だと判明して激怒した柿柳です、こんばんは。

ゴラア、定員読んでこいよ! (あ、店員です、呼ぶ、です)こちとらビール飲み放題つうから入ったのに、これはいったい何の液体なのかな??? おいおいおい、いったいこれは何の液体なんだよ!!!


と、心の中で叫び、表面上は薄笑いを繕って、足早にその店を出た。

ハードボイルドの夜であった。


その後、『Wall Street: Money Never Sleeps』を見る。前作はすり切れるほど見ているので、満を持して見る。まあ、案外におもしろかったというところか。今回はわざわざ揺れの見せる描き方をする。金がすべてなのか、金意外にもあるのか、どちらにもとれそうな運び方ばかりである。マイケル・ダグラスには貫禄があるが、さすがに年を取ったなという印象。前作からもう20年以上は経っているのだ。これだけ長い期間をおいて続編が作られるのも珍しい。

ゲッコーの娘が大竹しのぶに見えるという感想を得たのだが、これは既にりなこさんが指摘していた。わたくしも同じ印象を持ったのである。ここでも揺れがある。信念によって拒絶するのか、それとも受け入れるのか。今回はわざとそれほど割り切れないということを描きたかったのではないか。

印象に残ったのは3つ。1つはFRBの会議の模様。本当にこうなっているのかどうかわからないが、おそらく綿密な取材をしているはず。このような描き方はなかなかなかったのではないか。机や椅子の装飾が楽しい。2つはチャーリーシーンが出てくるシーン。最初は、どうもそっくりさんかなと思ったほど。というのもこの俳優はもう病気などで映画に出ていないはずと思ったからだ。しかしどうも本人らしい。前作の主人公であった。その後の人生がどうなっていたか、実生活との対比がある。3つは日本の描かれ方。20年前はアメリカを買い付ける悪役であった。今はハリウッドでは描かれない。唯一、忍者という言葉が出てくる。それ以外はない。既に株の世界では、日本の役割はもうない。

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2011/02/16 (Wed) 我が輩は坊っちゃんである

我が輩は坊ちゃんである、名前はまだない、とつぶやいた柿柳です、こんばんは。

柳広司『贋作「坊ちゃん」殺人事件』角川文庫、2010.10 読了。

2001年の作品である。新人賞を取ったので、実際に本屋で箱入りの実物を手に取った覚えがある。しかしどうにもちょっとな、とその時は思って、ずっと忌避していた。なぜかはよくわからない。

その後、この作家が『ジョーカー・ゲーム』という傑作作品を残したので、いくつか読むようになり、その流れで文庫化されている過去の作品も読むようになった。

そして今回の読了である。これは楽しい。もっと前に読むべき本であった。

とにかく漱石の文体そのままである。そして筋もすべて通っている。あの、赤シャツが殺された! いったい犯人は誰なのか。坊っちゃんが図らずも探偵となり、快刀乱麻?の切れ味で真相を明らかにする! 


しかし、その真相は明らかにされたくなかったのか。漱石がこの作品を書いたときの社会情勢こそが、真の意味での真相であったのかもしれない。

柳の作品は過去に再評価する。戦時のスパイものなど、特筆すべき歴史解釈と、軽快な文体が渾然一体となっている。まずは読むべき作品であろう。

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2011/02/15 (Tue) テキスト庵の番号

今日も泥水の柿柳です、こんばんhはあああ。

あはは、泥酔ですよ。どろみず飲んだら酔っぱらっちゃうじゃないですか。泥水とかけて泥酔と解く。そのこころは、どちらも でいすい 。 おいおい、そのままやんけ。

テキスト庵の全テキストを参照してみた。とすると、ずべてのテキスト庵登録人物が一覧してある。今も更新中のテキストを拾ってみると、元運営者の【な】さんを除けば、ザウエリズム 【Zawerhythm】さんの会員番号009が最古であることが判明した。すごいな、一桁ですよ。

幹事クリタさんは0018、これも偉業である。長らくアクセス上位を保っている。名倉さんは0043。次の古参はよんひゃんさんで0077、ラッキーな数字であろう。

ちょっと飛ばしてしまうが、笛吹きさんは1019、これもかなり早い番号であろう。西国に渡るという噂を聞いたのだが、本当だろうか。テキスト庵にも更新報告してくださいよ。ひるあんどんさんは1245、これもかなり早い数字ですな。

ちなみにわたくしの番号は2296である。たいして早くもないし、中途半端である。ただ、その後も更新報告している人はやはり近傍では少ない。

ところで雪見さんも更新報告していないが、毎日書いているではないですか。やはり更新報告は面倒かな。



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2011/02/14 (Mon) 白夜行

曙光が差した柿柳です、こんばんは。またまた意味不明だけど。

本日は『白夜行』を見てきた。ご存じベストセラー作家・東野圭吾の最高傑作の映画化である。

主演は堀北真希、いま最も旬な女優である。わたくしの趣味としては同じように人気があったはずの長澤まさみの方が良いのだが、この人はいつの間にかCM市場から撤退してしまった。ひところ週刊誌で性格が悪いだの散々なことが書かれていたが、真相はわからない。だって会ったことないもん。

しかし両者の演技力は遠くから見てもわかる。

今回の堀北真希、超絶な演技力である。すさまじいほどの意思力だ。『白夜行』の女主人公であるところの唐沢雪穂、この氷の美女を演じられるのは、今はこの人をおいて他の女優はありえないかもしれない。

19年前の不可解な殺人事件。事件の容疑者の娘と、被害者の息子。そこに何の接点があったのか。場面は暗転し、少女は高校生となり、大学生となり、そして若手企業家となっていく。お嬢様高校から一流大学へ、そして玉の輿から実業家へ。その変遷の中で、節々に雪穂の運命を決めていく不可解な事件が起こる。

この陰惨さに耐えられるのは、女優の演技力であろう。実際、若手男優の方は名前も知らないが、堀北の存在感、氷の女ぶりにはまいってしまった。

原作は東野の最高傑作である。ゆえに場面の1つ1つをほぼすべて覚えている。そんなに原作に思い入れがあると、だいたい映像化には違和感が伴ってしまうが、この場合は大丈夫であった。刑事の造形とラストシーン以外、ほとんどすべて原作のままだからである。

幼くして人生のどん底を知ってしまった者は、その悲哀を打つ消すために、さらなる悲劇を起こさざるをえないのか。人間の深淵が覗ける傑作な映画である。

なお、堀北の背中ヌードが拝める場面がある。吹き替えかもしれないが、この場面も色気というよりは鬼気迫る姿である。

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2011/02/13 (Sun) 拳闘シーン

盾、立つんだジョー、と叫んだ柿柳です、こんばんは。

いや、久しぶりに見ましたよ。ボクシング世界タイトルマッチ。

とは言っても現物は見逃したので、YouTubeでの時間差攻撃であるが。昔はストロー級と言っていたミニマム級。いったいいくつ階級があるんじゃい。何しろ日本にはいま7名の世界王者がいるらしい。みんな、誰だか知っとるかい?

閑話休題。ストロー級チャンピオンであった井岡君が現役時代よりはむくんでしまって、その甥が7戦目でタイトルに挑戦。それだけでもう涙がうるうるのうる状態ではないか。

そしてリングサイドには、あしたのジョーの大宣伝が。今はトランクスの表にも裏にも、スポンサーの名前だらけだ。これは大変だ。何しろ封切り日をマッチ日に合わせるのだから、その策略は尋常ではない。

とそのような邪推を超えて、すばらしいKOシーンであった。ボディへのカウンター一発で、無敗の世界王者が沈没。すばらしいカウンターである。このようなシーンは見たことがなかった。

盾、立つんだジョーと叫んで、酒場に消えた柿柳であった。

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2011/02/12 (Sat) 蜥蜴と粘膜と

減税先行の柿柳です、こんばんは。意味不明だけど。


飴村 行『粘膜兄弟』 角川ホラー文庫、2010.5 読了。

粘膜シリーズの第3弾。第2弾であった『粘膜蜥蜴』はなんと、日本推理作家協会・長編賞を受賞した問題作。この第3弾も発売されていたので、さっそく買ってみた。

ま、この手の小説が好きな輩にはろくな奴がいない。まず俺がそうだけど。

昔のエロ・グロ・ナンセンスがすべて揃った好作品。とにかく設定が楽しい。このシリーズに共通するのは、坊ちゃんとそれを支える下僕おじさんの存在。そこに蜥蜴人間やらエロい女やらやくざやらが絡まってくる。言い忘れたが、設定は楽しい軍国時代パラレルワードの日本。ナムールという東南アジア某国も必須の存在。

今回は、ヘモやんとフグリ豚の存在が楽しい。かけあい漫才であろう。

そして当然ながら戦場のおける理不尽の連続がある。拷問がある。殺人がある。

つまり人間の普遍性が描かれているということだ。この第3弾は珍しいことに、純愛と因果応報も描かれている。インパクトとしては第1弾や第2弾の方が強いが、物語性はこちらの方が上かもしれない。

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2011/02/11 (Fri) 久しぶりの更新

人生、八百長三昧の柿柳です、こんばんは。


あまりに久しぶりに入力したので、下記柳と変換されてしまった。

さて、日本代表のおっかけで、ドーハまで行ってきた。もちろん18年前の悲劇の地であった。あの頃は俺も若かったな。思えば遠くに北門だ。


さてさて、あまりに長く書いていなかったので、柿柳の文体を忘れてしまった。そろそろ偽装しないとねえ。

ま、このぐらいで止めておこうか。

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