ビール飲み放題に釣られて入ったところ、発泡酒だと判明して激怒した柿柳です、こんばんは。
ゴラア、定員読んでこいよ! (あ、店員です、呼ぶ、です)こちとらビール飲み放題つうから入ったのに、これはいったい何の液体なのかな??? おいおいおい、いったいこれは何の液体なんだよ!!!
と、心の中で叫び、表面上は薄笑いを繕って、足早にその店を出た。
ハードボイルドの夜であった。
その後、『Wall Street: Money Never Sleeps』を見る。前作はすり切れるほど見ているので、満を持して見る。まあ、案外におもしろかったというところか。今回はわざわざ揺れの見せる描き方をする。金がすべてなのか、金意外にもあるのか、どちらにもとれそうな運び方ばかりである。マイケル・ダグラスには貫禄があるが、さすがに年を取ったなという印象。前作からもう20年以上は経っているのだ。これだけ長い期間をおいて続編が作られるのも珍しい。
ゲッコーの娘が大竹しのぶに見えるという感想を得たのだが、これは既にりなこさんが指摘していた。わたくしも同じ印象を持ったのである。ここでも揺れがある。信念によって拒絶するのか、それとも受け入れるのか。今回はわざとそれほど割り切れないということを描きたかったのではないか。
印象に残ったのは3つ。1つはFRBの会議の模様。本当にこうなっているのかどうかわからないが、おそらく綿密な取材をしているはず。このような描き方はなかなかなかったのではないか。机や椅子の装飾が楽しい。2つはチャーリーシーンが出てくるシーン。最初は、どうもそっくりさんかなと思ったほど。というのもこの俳優はもう病気などで映画に出ていないはずと思ったからだ。しかしどうも本人らしい。前作の主人公であった。その後の人生がどうなっていたか、実生活との対比がある。3つは日本の描かれ方。20年前はアメリカを買い付ける悪役であった。今はハリウッドでは描かれない。唯一、忍者という言葉が出てくる。それ以外はない。既に株の世界では、日本の役割はもうない。
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