眠れぬ夏の夜の…とつぶやいた柿柳です、こんばんは。
この後に、「殺人」と連想した人は、立派な岡嶋二人のファンである。なに、この人の名前を知らない? なんと幸福な人生だろう。既に解散してしまったこのコンビ推理作家の全作品をこれから読む楽しみがある。『焦茶色のパステル』『クラインの壺』など主に21作。中でも最高傑作は『99%の誘拐』『そして扉は閉ざされた』であろう。
今回は『こち亀the Movie 勝ちどき橋を封鎖せよ』を見てきた。全然見る予定ではなかったが、適当な作品がなく、検索したところ、深田恭子が出ているというので見た。そうなのである、柿柳フリークならば知っているように、わたくしは深キョンのファンなのである。
見て正解であった。何よりも単純に楽しい。香取君の両さんはよく合っている。他のキャストも漫画でよく出てくるシーンを起こせた。下町、人情、というステレオタイプではあるが、複雑な世の中、よりシンプルな方が良い。
深キョンは少し痩せたようで、わたくしとしては『ヤッターマン』の時のようなふくよかでセクシーな方が良い。女優というのは大根役者で十分であり、ただ存在感だけあれば良い。
勝ちどき、という表記は止めて欲しいな。勝鬨であろう。今回はこの橋がいったいどうなるかという話。橋が封鎖できない話は、当然のことに『おどる捜査線』のパロディだと思っていたら、どうやらこちらの映画はフジテレビではなく、TBSらしい。これもおもしろい。
子供時代、下町、約束。そんな三題噺だ。見て損はない。
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