国立競技場に凱旋していた柿柳です、こんばんは。
いや雷雨がひどかったねえ。この中をスタジアムで観戦。ま、今までにない閣僚4人を従えた凱旋試合。天覧試合ではないのが残念だけど。なに、天覧試合を知らないと? それはそれは。
さて、この試合、なかなか見所も多かったね。なでしこジャパン対なでしこ選抜。もしこの世界一のチームを破ってしまったら、なでしこ選抜はどうなっちゃうんだろうという興味があった。
前半は日本代表が圧倒。あちらもなかなか良いのだけれど、圧倒的な存在感を持つ面々が、次々とゴールに襲いかかる。中でも先制点はすばらしい。いくつかのダイレクトパスでつないで、最後は宮間。ここからDFがぎりぎりとれなくなるのなカーブをかけたパスがきっちりと入り、近賀の先制点を生む。これはすばらしい。
その次の点もすごい。W杯ではやや控えであったFW2人が相手DFを切り裂き、最後に川澄にずばりのパス。これを待ち構えていた高度なダイレクトシュート。これだけで十分に堪能だ。3点目はずばりのFKであるが、これは相手GKのミスであろう。
しかしここで終わらない。なでしこ選抜が後半から反撃。新しく入ったFW2人が持ち味を出して、レギュラーDFが交代したこともあり、チャンスを作る。2人とも若く、この代表には入っていないが、可能性を感じさせる。世界一になった控え要員よりも、代表に選ばれなかった何人かが良い運動を見せた。これはリーグの高さを示す物であり、喜ばしい。
非常におもしろい試合であった。代表でも控えが出てくるとうまくいかないというのは、男子でもよくあること。レギュラーが図抜けているほど、顕著になる。通常は1人が抜けるので、それほど致命的な後退にならないのだ。ただ親善試合では何人もごっそり抜けるから、戦力ダウンが目立つことになる。
アジア予選はきつい。それでもやってくれるだろう。可能性を非常に感じさせる親善試合であった。なでしこリーグの可能性を見せてもらった。
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