W杯出場に涙した柿柳です、こんばんは。
さて心の準備を重ねて、23時まえにはNHKの前に。決戦は近い。いきなり予想と違うメンバー。芝が深い。国立競技場とは比べものにならない。これは苦戦か、という具合。しかしあっさりと先制。岡崎がついにやってくれた。やはりFWというのはノリが必要。一番旬のFWを使うのが鉄則であった。
しかしじりじりと追い込まれる。それにしても今日のシリアの審判はひどかった。ここまであからさまにアウェイ審判なのは、最近では見たことがない。フィフティの場合でも必ず日本のファールになる。これでは試合がぶちこわしだ。大久保の2点目もオフサイドには見えなかった。というよりも決定的シーンをテレビがとってないものだから、見逃しているのである。中継は残念ながらウズベキスタン放送なので、やはり日本のカメラワークに比べると圧倒的な差がある。このへんのテレビ技術で、日本の一流さを確認することになる。
今日の試合で特筆すべきは、守備である。ボールがまわらないから、攻撃が今日はできない。とにかく人と人が遠いので、すべてふんわりとしたボールパスばかりで、今までのグラウンダーパスがすべて封じられた。これでは良さが出ない。しかし守備がすばらしかった。DFだけでなく日ランチや前線から、非常によい守備であった。3回ほどゴールになってもおかしくない場面はあったが、それも相手のシュート力やブロックで乗り切った。楢崎はさすがである。
そして歓喜の瞬間。これで4大会連続。ドーハの悲劇は遠くなった。あれから日本サッカーは強くなったが、それと相乗効果で、サッカーに出せる金も増えたので、アジア枠も増えたのである。この部分は大きい。今までの予選と比べると、やや緩くなった。2つのグループで2位までというのは、緩いだろう。しかし強くなったのも事実である。今日はまったく同点に追いつかれる気がしなかった。それが余裕であろう。
岡崎:泥臭いゴール。ゴン中山のスタイルに近づいた。大久保:2点目は幻。積極的にしかけるが、やや足りない。中村俊輔:余裕のさばき。しかしときどきボールを取られてしまう。審判のせいもある。中村憲剛:ナイスアシスト。この筋に通せるのが中村。やはりさばきがうまい。長友。自重はしていたが、時々積極的に。サイドの攻防にも負けず。駒野:アクシデントの内田にかわってみごとに先発を果たす。今野と同じく貴重なバックアップメンバー。遠藤:あまり目立たなかったが、守備に攻撃に貢献。長谷部:MVP級。すばらしい闘い。ドイツで一番のびた選手であろう。トゥーリオ:ポカなし。はねかえし。中澤:ことごとくはねかえす。すばらしい働き。楢崎:MVPか。ノーミス。すべて完璧なキャッチングや飛び出し。
岡田:交代枠で本田が機能せず。どうして親善試合の能力が出ないのだろう。矢野はよりまし。阿部は時間かせぎでわからず。
雑感 | trackback(0) | comment(0) |
comment
trackback
trackback_url
http://profky.blog73.fc2.com/tb.php/62-d49a1fba
| TOP |