「消されたヘッドライン」を見た柿柳です、こんばんは。
ラッセル・クロウが気になっていたので、無理して行ってきた。前作で役柄のためにデブになっていたのだが、今回は新しい役で、もとのようにきちんと戻っているのかを確かめたかったのである。ただそれだけのためだった。もちろん陰謀物と聞いていたので、そのへんのシナリオにも少し期待していた。
クロウはクロウしているようで、ぜんぜん元に戻っていなかった。もっとも今回は、ブンヤの役柄。長髪でぼさぼさだし、崩れた服装しかないし、ぜんぜんきりっとしていない。仕方ないのか。もっとパリッとした役柄ならば元の非デブに戻るのだろうか。
さて陰謀である。武器会社を追及する国会議員。そのスタッフが謎の死を遂げる。実は議員の愛人であることも発覚する。どうも事故死ではないらしい。その前日は無関係と思われたスリにも死が。目撃者も次々と殺される。
そこで主人公の新聞屋が登場する。実は議員の旧友であり、その妻と前は愛し合ったこともあったほどの近さであった。新聞屋が新人女性部下とコンビをくみ、陰謀を暴く。徐々に核心に迫るかの運び。しかし最後の最後でどんでん返しが・・・・、という筋。
さてどうだろうか。まあ議員とクロウの造形はよいと思うのだが、他の登場人物にはとくに感慨がない。話も、実はそんなものか、という気にもなってきて。あまりアクションシーンというのはない。
うーむ、評価がむずかしいな。完全な駄作ではないのだが、手放しでも喜べない。1200円ぐらいかな。
ところで原題はstate of playである。英語が得意な人、訳してみて欲しい。邦題はちょっとお粗末かな。ヘッドライン、消されてないし。「演技の状態」?「行為中}?
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